エクササイズで首のしわを伸ばそう
どんなに美しくメイクをしても、首元がたるんでいたら台無しです。
首から胸元までのデコルテも、ぴんと張った状態を保ちたいものです。
お化粧したお顔を台無しにしないためにも、首元ケアはおこたってはいけません。
顔全体の筋肉が衰えると、最終的には口角の横に「ブルドックライン」と呼ばれるしわができてしまいます。
老化を表すしわです。
そして垂れたお肉の分は、あごについて二重あごになったり、首やデコルテのしわになったりします。
フェイスラインがもったりとした印象になってしまいます。
あごから首、デコルテにかけては、メイクで隠せないだけに、しっかりケアしてもとから原因を取り除いておきたいです。
あごのたるみ、首のしわは、年齢のせいだとおもいがちです。
でも、それ以外にも、しわを促進させてしまう要因はあります。
たとえば、その一番の理由として挙げられるのが、スマホの使い過ぎ。
顔を斜め下にしている状態が続いてしまうと、口元からあご、首までのたるみを引き起こしてしまいます。
それに、現代人は、柔らかい食べ物を食べる習慣がついています。
それに、喋り方ものどをあまり使いません。
あごから首にかけての「広頚筋(こうけいきん)」があまり使われません。
そこで、それほど太ってないのに、首のしわが目立ちやすくなってしまっているのです。
首回りはリンパが密集しています。
筋肉を動かさないと、リンパの流れも滞ってしまいます。
顔もむくみやすくなります。この部分をしっかり動かすことが大事です。
リンパを流して、あごのまわりから首元をシャープにしましょう。
それには「ひ、ひ、ひ、エクササイズ」が効果的です。
「ひ、ひ、ひ、エクササイズ」は顔ヨガのエクササイズでもあります。
「ひ」と声に出してみましょう。
そして首の筋を立てて、デコルテの筋肉までを引き上げます。
リズミカルに筋肉を引き上げることにより、効果的なリフトアップができるようになります。
〜「ひ、ひ、ひ、エクササイズ」のやり方〜
@顔は正面を向いたまま、デコルテに手を重ねます。
軽く下に引っ張りましょう。
そこで「ひ、ひ、ひ」と3回、首の筋を立てるようにして、あごから首、バストの筋肉を上向かせます。
A「ひ、ひ、ひ」をしたら1拍休憩します。
そして「ひ、ひ、ひ」として、1拍休憩。
これを5回繰り返します。
重ねた手の上下を反対にし、また5セット行いましょう。
「ひ、ひ、ひ、エクササイズ」をするときは、最初は鏡を見ながらするとよいでしょう。
鏡を見て、「ひ、ひ、ひ」と言っているときに、首の筋が立っているかどうか確認します。
口角を横に引きながら、上げたり下げたりしてみましょう。
そして、首筋が一番目立ちやすい口の形を見つけます。
どうしても広頚筋が動かないようなら、デコルテに重ねた手のひらで、少し上に押し上げてみましょう。
これでコツがつかめてくるはずです。